NY邸上棟検査-2

品川区大崎NY邸の上棟検査 検査日:2012/1/7

NY邸上棟検査-1からの続きです。

この部分は、外部側と内部側の壁が抱き合わせになっていて、
外側、内側共に耐力壁となっている部分です。
内側のスジカイ耐力壁が取り付く横架材(梁)の下に30mmの木材を2枚重ねて、
その下にスジカイを取り付けています。
スジカイは直接、横架材(梁)や柱に取り付けますが、
梁下に木材を取り付けても問題が無いと思い、
仕事がやりやすくなるためとのことで、
外側の梁成(梁の高さ)と内側の梁成(梁の高さ)を合わせたようです。

スジカイ用補強金物のビスが土台の座堀部分に設置されています。
他の場所に打ち増を行うようにしたほうが良いです。

下部のスジカイ用補強金物のビスを忘れています。

上部もスジカイ用補強金物のビスを忘れています。

写真は1階の隅部分ですが、土台伏図には土台のめり込み防止用プレートが
記載されていますが、プレカット業者も建て方を行った職人さんも
ハウスメーカーも土台のめり込み防止プレートをチェックしないままだったようで、
設置されていませんでした。
対策として、この現場では、柱を追加して対応しています。

上記部分の土台下基礎パッキンですが、この部分は柱の軸力が大きいところですが、
隅部分の基礎パッキンが端部まで伸びていません。