新宿区O邸 欠陥住宅予防検査(在来工法3階建)

                          雨仕舞検査:検査日:1013/10/05
内部面材耐力壁検査からのつづきです。

今回の検査は雨仕舞です。文字通り雨が守らないように施工されているかの検査ですが、
最上部の屋根の断熱材の施工が気になりました。

写真矢印ヵ所に隙間があります。
現場監督に聞くと、通気のために隙間を開けたとのことですが、
断熱層の欠損です。
この会社の標準図面では断熱材の上(タルキ上部)を通気層としています。
通常の断熱材の仕様と厚さでは標準図通りの納まりで施工すれば問題は無いのだと思いますが、
この建物は、低炭素建物認定を受けた住宅です。
通常と違う仕様の物が使われていたから、現場でこのように判断したようです。

ハウスメーカーはいつも通りの仕様や納まりで進める現場はスムーズに進みますが、
個別対応が苦手です。